桓武天皇(かんむてんのう)は、光仁天皇の息子で、平安時代の幕を開けた第50代天皇です。
当時、都(平城京)では仏教勢力が政治に強く口を出すようになっていました。桓武天皇はこの影響を断ち切り、天皇中心の政治を立て直すために、794年、都を平安京(京都)にうつしました。
また、新しい仏教を広めるために、最澄(さいちょう)や空海(くうかい)を保護し、遣唐使として中国(唐)へ派遣しました。彼らが持ち帰った新しい仏教は、平安時代の文化に大きな影響を与えました。
東北地方に対しては、国の支配を広げるために坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)を征夷大将軍に任命して派遣しました。彼は、蝦夷(えみし)のリーダーであった阿弖流為(アテルイ)を降伏させ、東北の支配を強めました。