徳川家康(とくがわいえやす)は、戦国時代の「三英傑」の最後を飾り、江戸幕府を開いた初代将軍です。幼少期の過酷な人質生活を耐え抜き、長い年月をかけて天下をその手に掴みました。
豊臣秀吉の死後、1600年に起きた天下分け目の戦い、関ヶ原の戦い(せきがはらのたたかい)で西軍を破り、実権を握ります。そして1603年、征夷大将軍に任命され、江戸幕府を開きました。
家康が特に力を注いだのは、再び戦乱が起きないような仕組み作りです。大名たちを厳しく統制するための法律武家諸法度(ぶけしょはっと)(1615年制定)を整え、将軍と大名が土地を支配する幕藩体制(ばくはんたいせい)を確立しました。
晩年は大御所(おおごしょ)として駿府(静岡)に退きながらも幕府の基礎を固め、1616年にその生涯を閉じました。彼の築いた平和な社会は、その後約260年もの間、日本に受け継がれることになります。