領事裁判権が撤廃される

1894年に外務大臣の陸奥宗光がイギリスと交渉し領事裁判権を撤廃しました。

領事裁判権とは、日本で外国人が罪を犯した場合に日本の法律では裁けず、外国の法律で裁く権利のことです。
1858年に日米修好通商条約が結ばれたときにアメリカの領事裁判権を認め、
後にイギリスやフランスなど５カ国と不平等条約を結びました。

イギリスとの領事裁判権が撤廃された後に他の国々も同様に追従し、
日本で罪を犯した外国人を日本の法律で裁けるようになりました。