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流通と価格
■ 商品が生産者から消費者に届くまでの流れを、商品の流通とよんでいる。
■ 商品が消費者に届くまでは問屋のどの卸売業と、ここから商品を仕入れて消費者に売るデパート・スーパーなどの小売業を通る。
■ 商品が売買されるとき、その仲立ちをするのが貨幣で、その分量によって商品の値打ちが示される。
■ 商品の値打ちを貨幣の金額によって示したものが商品の価格である。
■ 価格のうち、原材料費、労働者の賃金、地代、減価償却費、生産者の利益を合わせたものを生産者価格という。
■ 生産者価格 + (運送費、卸売商の経費・利潤) = 卸売価格
■ 卸売価格 + (卸売商からの運送費、小売商の経費と利潤) = 小売価格
■ 需要量と供給量との関係で決定されるのが市場価格といい、需要量が供給量よりも多いときは価格は上がり、供給量が需要量よりも多いときは価格は下がる。
■ 市場を支配する少数の企業などにより決定される価格を独占価格という。
■ 消費者の生活と関係が深い、鉄道運賃・電気料金・ガス料金など国や地方公共団体が価格や料金の決定にかかわるものを公共料金という。
市場価格は、需要量と供給量で決定される