1936年2月26日に、陸軍の青年将校に率いられた1400余名の兵士たちが決起して政府を倒そうとした事件が起きました。 これを二・二六事件といいます。 首相官邸や警視庁などを襲撃して、大臣を殺害しました。 陸軍将校は従来の政府中枢を排除して軍部独裁政権を樹立しようとしましたが、鎮圧されました。 事件の後は陸軍が主導権を握り、政治的圧力を強めていったのです。