894年、菅原道真(すがわらのみちざね)の建議によって、約200年続いてきた 遣唐使(けんとうし) が廃止されました。
遣唐使は7世紀から、唐(当時の中国)の優れた文化や仏教を日本に取り入れるために送られてきましたが、この時期には唐の国力が衰え、往復の航海も非常に危険であったため、派遣を中止することになりました。
遣唐使廃止による大きな影響
- 国風文化(こくふうぶんか): 中国の影響を受けすぎず、日本の風土や生活に合わせた独自の文化が発達しました(かな文字、寝殿造など)。
- 唐の滅亡: 遣唐使が廃止されたわずか13年後の907年、実際に唐は滅亡しました。道真の先見の明が光る判断でした。
- 有名な遣唐使: 過去には 阿倍仲麻呂(あべのなかまろ)、最澄(さいちょう)、空海(くうかい) らが命がけで海を渡りました。