明治政府は1873年、国民に兵役義務を課した徴兵令を発表しました。 成立して間もない明治政府は軍事力をほとんど持っておらず、全国各地で起きる一揆などの争いを鎮圧するための力を必要としていたからです。 20歳以上の男子を兵籍に入れて3年間兵役につかせることを義務付けましたが、国民に負担を強いることになったため、各地で反対一揆が起きました。