後醍醐天皇が行った建武の新政に対して、足利尊氏は不満を抱いていました。 そして京都で新しい天皇を擁立して、北朝を興しました。 尊氏は1338年に北朝から征夷大将軍に任ぜられ、京都に室町幕府を開きました。 建武の新政が失敗に終わった後、後醍醐天皇は奈良の吉野に逃れました。 そして吉野で南朝を立ち上げます。 南朝と北朝が争った時代を南北朝時代といいます。