1980年代後半から続いていた、実力以上の経済成長を指すバブル経済が、1991年ごろから急速に失速し、崩壊へと向かいました。
バブル経済とは?(1986年〜1990年)
「泡(バブル)」のように、中身がないのに膨れ上がった経済状態のことです。
- 地価と株価の騰貴: 土地や株を買えば必ず値上がりすると信じられ、価格が異常なほど上昇しました。
- 空前の好景気: 企業は投資を増やし、個人も高価な買い物を楽しむなど、日本中が華やかな雰囲気に包まれていました。
崩壊の始まりとその後の影響
政府による金融引き締めなどをきっかけに、膨らみすぎた泡が弾けるように価格が急落しました。
- 失われた10年: 銀行や大企業の倒産、リストラ(解雇)が相次ぎ、日本は10年以上にわたる深刻な不況に陥りました。
- 平成不況: この長期的な景気後退は「平成不況」とも呼ばれ、現代のデフレ経済の要因となりました。