1978年、1972年の日中共同声明をさらに発展させる形で、日本と中国(中華人民共和国)との間に日中平和友好条約が締結されました。
条約の締結と背景
当時の福田赳夫(ふくだたけお)首相のもとで調印されました。
- 平和五原則: 主権・領土の相互尊重、相互不可侵、内政不干渉などの原則が確認されました。
- 経済援助の開始: 中国側が戦争賠償の請求を放棄する一方で、日本は中国に対してODA(政府開発援助)を含む巨額の経済援助を開始しました。これにより、中国の近代化が大きく進むこととなりました。
共同声明との違い
「共同声明」は国交を回復させるための約束事(宣言)でしたが、「条約」はそれを踏まえて正式にルール化した法的文書です。