1951年のサンフランシスコ平和条約で独立を果たした日本でしたが、当時は冷戦の真っ只中。ソ連などの社会主義国とはまだ国交が回復していませんでした。
ソ連との国交回復
1956年、鳩山一郎首相がモスクワを訪問し、日ソ共同宣言に調印しました。これにより、日本とソ連の間の戦争状態が終わり、国交が回復しました。
- 平和条約との違い: 北方領土問題の解決が持ち越されたため、「平和条約」ではなく「共同宣言」という形になりました。
- シベリア抑留: この宣言により、戦後ソ連に抑留されていた日本人の帰国が促進されました。
国際連合への加盟
日ソ共同宣言の最大の成果の一つが、日本の国際連合加盟です。
それまで日本が国連に入ろうとしても、常任理事国であるソ連が拒否権を使って反対していました。しかし、この宣言でソ連と仲直りしたことにより、日本はついに国連への加盟を認められ、国際社会に完全に復帰しました。