1937年(昭和12年)、北京郊外の盧溝橋(ろこうきょう)で日中両軍が衝突する事件が起きました。これをきっかけに、日本と中国との間で全面的な日中戦争が始まりました。
戦争の拡大と長期化
当時の首相、近衛文麿(このえふみまろ)は、当初は戦線を拡大しない方針でしたが、軍部の勢いを止めることができず、戦争はまたたく間に広がっていきました。
- 南京事件: 日本軍が南京を占領した際、多くの民間人や捕虜を殺害したとされる事件が起き、国際的な非難を浴びました。
- 抗日民族統一戦線: それまで争っていた中国の共産党と国民党が手を結び、日本に対抗する体制を整えました。
- 長期戦へ: 中国軍は奥地の重慶へ拠点を移し、徹底抗戦を続けました。日本は決定的な勝利をつかめず、泥沼の戦いへと引きずり込まれていきました。