1933年、日本は第一次世界大戦後に設立された平和維持組織「国際連盟」からの脱退を表明しました。これにより、日本は国際社会の中で孤立した存在となっていきました。
脱退に至る背景
きっかけは満州事変です。日本が中国東北部に「満州国」を作ったことに対し、中国は国際連盟に訴えました。
- リットン調査団: 国際連盟が派遣した調査団。日本の軍事行動を「自衛ではない」と報告し、満州国の独立も認めませんでした。
- 全会一致での否決: 連盟の総会で、日本の主張がほとんど認められなかった(42対1)ため、全権大使の松岡洋右(まつおかようすけ)は議場を去りました。
その後の影響
国際連盟を脱退した日本は、世界から批判を浴びることとなり、やがてドイツやイタリアといった同じく孤立を深めていた国々と近づき、第二次世界大戦への道を歩み始めることになります。