1929年10月、アメリカのニューヨーク(ウォール街)で株価が暴落したことをきっかけに、深刻な不景気が世界中に広がりました。これが 世界恐慌 です。
各国の対抗策(超重要!)
恐慌を乗り切るため、各国はそれぞれ異なる対策をとりました。これがのちの第二次世界大戦への火種となります。
- アメリカ(ニューディール政策): ルーズベルト大統領が公共事業を行い、失業者を救済しました。
- イギリス・フランス(ブロック経済): 自分の国の植民地との貿易を有利にし、他国の製品を排除しました。
- ソ連(五か年計画): 社会主義国だったソ連は、計画経済を行っていたため世界恐慌の影響をほとんど受けませんでした。
- 日本・ドイツ・イタリア: 植民地が少なかったこれらの国は、不況を打破するために軍備を拡張し、外の世界(領土)へと進出を始めました。
日本への影響(昭和恐慌)
日本でも農村が困窮し、娘を身売りするなどの悲劇が起こりました。この苦境を打開するため、日本軍は 満州事変(1931年) を起こし、中国東北部への進出を強めていくことになります。