1923年9月1日 午前11時58分、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9の巨大地震が発生しました。これが 関東大震災 です。
甚大な被害と火災
お昼時ということもあり、発生直後に各所から火災が発生。木造住宅が密集していた東京や横浜は火の海となり、死者・行方不明者は約10万5千人にものぼりました。この日は現在でも「防災の日」に制定されています。
経済への打撃(震災恐慌)
第一次世界大戦後の戦後恐慌に苦しんでいた日本にとって、首都圏の壊滅は致命的な打撃となりました。銀行の支払いが困難になり、政府は支払猶予(モラトリアム)を断行。この時発行された「震災手形」の未決済分が、のちの 金融恐慌(1927年) の一因となりました。
社会不安とデマ
混乱の中で「朝鮮人が井戸に毒を入れた」といった根拠のないデマが広まり、自警団などによって多くの朝鮮人や社会主義者が殺傷されるという痛ましい事件も起きました。