1922年(大正11年)3月、被差別部落の人々が自らの力で解放を勝ち取るため、京都の岡崎公会堂で 全国水平社 が結成されました。
水平社宣言と西光万吉
創立大会で読み上げられた 「水平社宣言」 は、日本で初めての人権宣言とも言われています。中心人物の一人である 西光万吉(さいこう まんきち) らによって起草されました。
「人の世に熱あれ、人間に光あれ」
という有名な結びの言葉は、差別に苦しんできた人々が、自らの尊厳を回復し、対等な社会を築こうとする強い決意を表しています。
大正デモクラシーと社会運動
この時期は、普通選挙を求める運動だけでなく、労働運動、小作争議、そして女性の地位向上を目指す運動など、様々な 社会運動 が活発化した時代でした。全国水平社の結成も、こうした「自分たちの権利を自分たちで守る」という大きな流れの中にあります。