1902年、日本とイギリスとの間で軍事同盟である 日英同盟 が結ばれました。当時、どの国とも同盟を結ばない「光栄ある孤立」を守っていたイギリスが方針を転換し、日本と手を組んだことは世界を驚かせました。
背景:ロシアの「南下政策」への警戒
日清戦争後、ロシアは満州(中国東北部)に軍を駐留させ、さらには朝鮮半島へも勢力を伸ばそうとしていました。
- 日本の立場: ロシアが朝鮮半島を支配することは、日本の安全保障にとって最大の脅威でした。
- イギリスの立場: 中国での利権を守るため、ロシアの勢力拡大を阻止したいと考えていました。
このように、「対ロシア」という共通の目的で利害が一致したため、日英同盟が誕生しました。