1901年、福岡県に政府が経営する官営八幡製鉄所(かんえいやはたせいてつじょ)が建設され、操業を開始しました。
日清戦争の賠償金と重工業
日本は日清戦争の勝利で清から得た多額の賠償金を元手に、軍備や鉄道に必要な鉄を自給するため、ドイツの技術を導入してこの製鉄所を作りました。
なぜ福岡県八幡に作られたのか?
- 石炭の確保: 近くに良質な石炭を産出する 筑豊(ちくほう)炭田 があったため。
- 鉄鉱石の輸入: 中国(大冶(ターイエ)鉄山など)から鉄鉱石を輸入するのに便利な港があったため。
これまでは軽工業(富岡製糸場など)が中心でしたが、八幡製鉄所の誕生により、日本は 重化学工業 へと歩みを進めることになりました。