1890年、前年に発布された大日本帝国憲法に基づき、第1回帝国議会が開かれました。これにより、日本は国民の代表が政治に参加する「立憲制(りっけんせい)」の国となりました。
二院制と制限選挙
当時の帝国議会は、選挙で選ばれた議員による 衆議院 と、皇族や華族などで構成される 貴族院 の2つの議院から成り立っていました。
- 衆議院: 第1回総選挙では、民党(自由党や立憲改進党などの野党)が過半数を占め、政府と激しく対立しました。
- 貴族院: 天皇が任命する議員などで構成され、衆議院の動きをチェックする役割を持っていました。
- 厳しい選挙資格: 当時、選挙権が与えられたのは、「直接国税15円以上を納める25歳以上の男子」のみでした。これは全人口のわずか約1.1%に過ぎませんでした。