1851年、アヘン戦争に敗れた後の清(中国)で、キリスト教の影響を受けた 洪秀全(こうしゅうぜん) を中心とする大規模な反乱が起きました。これを 太平天国の乱 といいます。
反乱の背景とスローガン
アヘン戦争の賠償金支払いのための重税や、アヘンの蔓延によって、当時の清の民衆は苦しんでいました。
- 滅満興漢(めつまんこうかん): 「満州族の清を滅ぼし、漢民族の国を興す」というスローガンを掲げ、土地の均等配分や男女平等を訴えたため、多くの農民が参加しました。
- 太平天国の建国: 反乱軍は南京を占領し、ここを首都とする「太平天国」を建国。一時は清の領土の半分近くを支配するほど勢力を拡大しました。
しかし、内部抗争やイギリス・フランスなどの外国軍(常勝軍)の協力を受けた清によって、1864年に鎮圧されました。