1709年から、儒学者の 新井白石(あらいはくせき) が第6代将軍・家宣、第7代将軍・家継を補佐して行った文治政治を 正徳の治(しょうとくのち) といいます。文治政治とは、武力ではなく、法律や道徳(儒教の教え)に基づいて行う政治のことです。
新井白石が行った主な政策
- 生類憐みの令の廃止: 前代の綱吉が出した極端な動物愛護令を即座に廃止し、民衆の混乱を鎮めました。
- 貨幣の質の改善: 綱吉時代に落とされた貨幣の質を元に戻し、物価の安定を図りました。
- 海舶互市新例(かいはくごししんれい): 長崎貿易での金・銀の海外流出を防ぐため、貿易額を制限しました。
- 朝鮮通信使の待遇変更: 幕府の財政負担を減らすため、朝鮮通信使の接待を簡素化しました。