1680年に 徳川綱吉(とくがわつなよし) が江戸幕府の第5代将軍となりました。綱吉の政治は、武力よりも学問や礼節を重んじる 文治政治(ぶんじせいじ) をさらに進めたことが大きな特徴です。
綱吉が行った主な政治
- 儒学(朱子学)の奨励: 湯島聖堂を建てるなど、学問を推奨しました。
- 生類憐みの令: 犬をはじめとする生き物を極端に守るよう命じ、民衆を苦しめたことで「犬公方(いぬくぼう)」と呼ばれました。
- 貨幣の改鋳: 幕府の財政難を救うため、金や銀の含有量を下げた質の悪い貨幣を大量に発行しました。その結果、物価が急騰し経済が混乱しました。
一方で、綱吉の時代は上方(京都・大阪)を中心に町人文化が栄え、元禄文化(げんろくぶんか) が花開いた時期でもあります。