1833年春から夏にかけ、異常低温による大凶作となり、米価が高騰して大飢饉が起こりました。(天保のききん) 幕府や諸藩は御救い小屋を設けたりして救済に努めましたが、それでも膨大な餓死者や病人を出しました。 さらに商人らの米価つり上げに対し、各地に一揆・打ち壊しが発生して、江戸幕府の体制的危機を促しました。