1798年に国学者の本居宣長が古事記伝を完成させました。 日本神話が描かれた歴史書「古事記」の注釈書が古事記伝になります。 本居宣長は18世紀最大の日本古典研究家です。 伊勢国松坂(現在の三重県)に生まれ、医者となりました。 そして医者を続けながらも日本古典を研究し、日本最古の歴史書「古事記」を研究して日本人の心や考え方を明らかにし、国学という学問にまとめました。