織田信長の急死後、実力でその後継者の地位を確立した 豊臣秀吉 は、着実にライバルたちを圧倒していきました。
1590年、秀吉は関東の有力大名であった 北条氏 を小田原城(神奈川県)で包囲して降伏させました(小田原攻め)。これにより、東北地方の大名たちも秀吉に従うこととなり、応仁の乱から100年以上続いた戦乱の世がついに 天下統一 という形で幕を閉じました。
統一を果たした秀吉は、関白・太政大臣という朝廷の最高位に就き、全国的な土地調査である 「太閤検地」 や、農民から武器を没収する 「刀狩」 を通じて、武士と農民の身分を分ける 「兵農分離」 を強力に進めました。
秀吉の支配は、それまでの中世社会を終わらせ、安定した近世という新しい時代の土台を作ったといえます。