聖武天皇は日本各国に国分寺と国分尼寺を、奈良には東大寺を建てました。 地震や日照りといった災害や天然痘が蔓延して平和な世にならないことに苦心した聖武天皇は、 仏教の力で世の中を救おうと考えたのです。 そして752年に東大寺にある大仏の開眼儀式が行われました。 正式な名称は東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)といいます。