1709年から新井白石が行った文治政治(法や道徳の力で行う政治)を正徳の治といいます。 5代目将軍・徳川綱吉の死後、白石は生類憐みの令を廃止しました。 財政悪化を防ぐため質の良い貨幣を発行したり、海外に流出する金銀の量を減らすため長崎貿易を縮小したり、朝鮮通信使の簡素化するなど財政の立て直しにも取り組みました。