1517年、ドイツの神学者 ルター が、ローマ・カトリック教会の出していた 免罪符(めんざいふ/贖宥状) の販売を批判し、九十五か条の論題を発表しました。
これをきっかけに始まったキリスト教の変革を 宗教改革(しゅうきょうかいかく) といいます。ルターは「救いは教会の儀式ではなく、純粋な信仰によってのみ得られる」と主張し、聖書だけが信仰のよりどころであると説きました。
彼は当時ラテン語でしか読めなかった聖書をドイツ語に翻訳し、活版印刷術の普及も手伝って、その教えは急速に広がりました。これにより、従来の教会に従う カトリック に対し、改革派の プロテスタント という新しい勢力が誕生しました。