後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が行った「建武の新政」に反対した 足利尊氏(あしかがたかうじ) は、京都を占領して新しい天皇を立て、 北朝(ほくちょう) を開きました。
尊氏は 1338年 、北朝から 征夷大将軍(せいいたいしょうぐん) に任命され、京都に 室町幕府(むろまちばくふ) を開きました。
一方、京都を逃れた後醍醐天皇は、奈良の吉野(よしの)で 南朝(なんちょう) を開き、「自分こそが正統な天皇である」と主張しました。
これにより、京都の北朝と吉野の南朝、二人の天皇が約60年間にわたって争う 南北朝時代(なんぼくちょうじだい) が始まりました。武士たちは自分たちの領地を守るために、有利な方の味方について全国各地で戦いを繰り広げたのです。